宿根草つる植物で失敗しない!毎年咲くおすすめ6選と危険種

 

多年草(Perennial plant)のつる植物を選ぶべきか?答えは、迷わず「はい」です。私も庭づくりを始めた頃は、毎年植え替えが必要な一年草に手を出していましたが、毎年花を楽しめる多年草のつる植物に切り替えてから、庭の手入れが格段にラクになりました。つる性植物は、狭い庭やベランダでも縦の空間を活用できるので、スペースを有効に使いたい方にぴったり。でも、「どれを選べばいいのか分からない」「育てるのが難しそう」という声をよく聞きます。そこで、私が実際に育ててみて、初心者でも失敗しにくいおすすめの6種を厳選しました。あなたの庭に合ったつる植物を見つける旅を、一緒に始めましょう。

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私が厳選する、毎年咲き誇るつる性植物6選

つる性植物を育てたいと思ったとき、「どれを選べばいいのか分からない」という声をよく聞きます。私も最初はそうでした。でも、毎年花を楽しめる多年草のつる植物を選べば、庭の印象がガラリと変わります。

1. トランペットハニーサックル(サンゴツル)

トランペットハニーサックル(Lonicera sempervirens)は、春先から霜が降りるまで、サンゴ色のトランペット形の花を咲かせます。ハチドリが大好きな花で、私は毎年庭に1株は必ず植えています。

この植物は、植え付けから2年ほどは落ち着かないとよく言われます。実際、私の経験でも最初の年は「本当に育つの?」と心配になりました。でも、3年目からは驚くほど成長が加速します。しっかりしたトレリスに誘引してあげてください。剪定は晩冬、新芽が出る前に行います。そうしないと、ツルが重くなりすぎて支えきれなくなります。日当たりの良い場所で、水はけの良い肥沃な土壌に植えましょう。USDAゾーン4〜9で育てられます。私が一番好きな品種は「メジャーウィーラー」で、その鮮やかな赤い花は本当に目を引きます。

2. クレマチス

クレマチス(Clematis spp.)は、品種によって咲く季節が違います。春、夏、秋——タイプ1、2、3のどれを選ぶかで、開花時期が変わります。花の色も紫、ピンク、赤、黄色、青と多彩です。

そもそも、「タイプって何?」と思う方もいるでしょう。タイプ1は古い枝に花を咲かせ、タイプ2は古い枝と新しい枝の両方、タイプ3は新しい枝にだけ花をつけます。剪定方法もそれぞれ全く異なります。日当たりは好きですが、根元は日陰になるようにしてあげてください。マルチングやグラウンドカバーで根元を覆うのがコツです。私が育てている在来種のクレマチス(C. versicolor)は、薄紫色と白の小さなベル型の花を咲かせます。コンテナでも毎年戻ってきてくれます。USDAゾーン4〜9で育てられます。

宿根草つる植物で失敗しない!毎年咲くおすすめ6選と危険種 Photos provided by pixabay

3. ブーゲンビリア

ブーゲンビリア(Bougainvillea spp.)は、特にフクシア色の苞(ほう)が美しい品種が大好きです。緑の葉に鮮やかなピンクが映えて、見ているだけで心が躍ります。私は2つをハンギングバスケットで、もう1つを低木として育てています。

でも、「冬はどうするの?」という疑問が湧きますよね。実は、ブーゲンビリアはUSDAゾーン9b〜11でしか越冬できません。私の住んでいる地域では冬が寒いので、室内に取り込んで冬越しさせています。剪定も水やりもほとんど必要なく、一度根付いてしまえば「放置するほどよく育つ」タイプです。ただし、トゲには注意してください。形を整えようとして手を伸ばしたとき、思わぬところで刺されます。私は「マジェスティックパープル」という品種を育てていますが、その紫色の苞は本当にゴージャスです。

4. クライミングローズ(つるバラ)

つるバラは、香りと色彩の両方を楽しめる最高の植物です。ただし、他のつる植物のように自分で支えに絡みつくことはできません。人間が誘引してあげる必要があります。家の壁やフェンス、アーチなどに這わせると、見事な景色を作り出します。

つるバラの育て方で重要なのは、1年目は剪定せずにそのまま伸ばすことです。2年目から、主枝を水平に誘引します。そうすることで、側枝がたくさん出て、花数が格段に増えます。春に一斉に咲き誇る姿は圧巻で、その後も断続的に花を楽しめます。USDAゾーン5〜10で育てられます。私が今育てているのは、とげのないピンクの品種「ゼフィリーヌ・ドルーアン」です。1868年にフランスで作出された歴史ある品種で、その香りは格別です。ただし、すべてのつるバラに香りがあるわけではないので、購入前に確認することをおすすめします。

5. アメリカンウィステリア(アメリカフジ)

アメリカンウィステリア(Wisteria frutescens)は、成長が早く、フェンスやトレリスをあっという間に覆い尽くします。私はこれを支柱に誘引して、標準木(スタンダード)の形に仕立てています。花は新品に咲き、ライラックや紫色の香りの良い房状の花を咲かせます。

でも、「日本の藤とどう違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。アジア種のフジ(中国原産や日本原産)は、成長が非常に旺盛で、一部の地域では外来種として問題になっています。一方、アメリカンウィステリアはそのような「暴れん坊」の性質がなく、扱いやすい優等生タイプです。ハチドリや2種類のスキッパー蝶の幼虫の食草にもなります。USDAゾーン5〜9で、日当たりの良い場所で育てます。「アメジストフォールズ」という品種は、花の色が美しく、香りも素晴らしいです。

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3. ブーゲンビリア

パッションフラワー(Passiflora spp.)は、そのエキゾチックな花の形が最大の魅力です。フリンジ(縁毛)のような花びらと、独特な構造の花は、見る人を魅了します。さらに、フリチラリー蝶の幼虫の食草としても重要な役割を果たします。

パッションフラワーは、夏の間ずっと咲き続ける頼もしい植物です。種鞘は丸く、3裂した葉の間に重そうにぶら下がります。果実は食べられますが、葉と茎には毒性があるので注意が必要です。果実をそのままにしておくと、野生動物が食べてくれますが、残った種から実生が生えてくることもあります。また、地下茎でも増えるので、広がりすぎる場合は引き抜いて調整します。USDAゾーン5〜9で育てられます。私が育てている「メイポップ」という品種は、耐寒性が高く、比較的育てやすいです。

つる性植物で失敗しないための、あるある比較表

庭でつる性植物を育てる際、「どれが育てやすいの?」と迷うことがよくあります。私自身、何度も失敗して学びました。以下の表で、おすすめの6種と、注意が必要な3種を比較してみました。

植物名育てやすさ開花時期注意点
トランペットハニーサックル簡単春〜霜まで2年目以降に急成長
クレマチス中程度品種による剪定タイプの確認が必要
ブーゲンビリア簡単(温暖地)夏〜秋冬越しが必要(寒冷地)
クライミングローズ中程度春、その後断続的誘引と剪定が必要
アメリカンウィステリア簡単春〜初夏アジア種よりおとなしい
パッションフラワー簡単地下茎で広がる
ダッチマンズパイプ難しい春〜夏地下茎が暴れる
トランペットヴァイン難しい駆除が困難
スイートオータムクレマチス難しい種で増えすぎる

初心者がハマりがちな、つる性植物の3つの落とし穴

私も何度も経験しましたが、「きれいだから」と衝動買いしたつる植物が、後で大変なことになることがあります。ここでは、特に注意が必要な3つの「庭の暴君」を紹介します。

1. ダッチマンズパイプ(ウマノスズクサ)

この植物は、蝶の幼虫の食草として非常に重要です。パイプバインアゲハという蝶が卵を産みます。しかし、その代償として、地下茎であちこちに広がるという厄介な性質を持っています。

私の庭でも、一度植えたらあちこちから芽を出して、他の植物に絡みついて大変でした。でも、蝶のために1株はどうしても欲しい。そこで、コンテナで育てるという方法を取っています。そうすれば、地下茎の広がりを抑えられます。もし地植えするなら、他の植物から離れた場所を選びましょう。ハート形の葉は、フェンスやトレリスを覆うのに適しています。

2. トランペットヴァイン(ノウゼンカズラ)

トランペットヴァイン(Campsis radicans)は、ダッチマンズパイプと同じく、地下茎で猛烈に広がります。一度根付くと、抜くのが本当に大変です。私はこれを庭に植えたことがありますが、駆除するのに2年かかりました。掘り返しても掘り返しても、地下茎が残っていて再生してくるんです。

この植物を育てるなら、周りを芝生にして、定期的に草刈りができる場所に限ります。そうすれば、広がる範囲をコントロールできます。でも、もし少しでも不安があるなら、トランペットハニーサックルの方がずっと安全です。花は似ていますが、性質は全く違います。

宿根草つる植物で失敗しない!毎年咲くおすすめ6選と危険種 Photos provided by pixabay

3. ブーゲンビリア

一見、秋に咲く可憐な白い花が魅力的なこの植物。でも、これは「悪魔」の別名を持つほど、繁殖力が強いです。種子とランナー(走出枝)の両方で増え、あっという間に庭中を覆い尽くします

私の友人の庭では、この植物が隣の家の垣根まで覆ってしまい、近所トラブルになったことがあります。アメリカ東部のいくつかの州では、侵略的外来種に指定されています。もし育てたいなら、花が終わったらすぐに種を摘み取る、コンテナで育てるなど、徹底した管理が必要です。それでも、私は初心者にはおすすめしません。

つる性植物を野菜で楽しむ!意外な選択肢

つる性植物といえば花ばかりを思い浮かべがちですが、野菜でも同じように楽しめます。特に、キュウリやインゲンマメ、エンドウなどは、トレリスに這わせると、花と実の両方を楽しめます。

例えば、「フラワリング・キュウリ」と呼ばれる品種は、黄色い花が美しく、実も美味しいです。私の庭では、毎年夏にツルムラサキを育てています。紫色の茎と濃い緑の葉が美しく、料理にも使える一石二鳥の植物です。花を楽しむつる植物と、野菜のつる植物を組み合わせれば、庭の見た目も実用性も格段に向上します。ぜひ、「食べられる庭」を目指してみてください。

コンテナでつる性植物を育てる!小さなスペースの活用術

「庭がないからつる植物は無理」と思っていませんか?実は、ベランダや玄関先でも、コンテナで十分に楽しめます。私の住んでいるマンションのベランダでも、3つの鉢でつる植物を育てています。

ポイントは、コンテナのサイズを適切に選ぶことです。根の張りやすいブーゲンビリアやパッションフラワーは、最低でも30cm以上の深さがある鉢が必要です。また、トレリスやオベリスク(支柱)を鉢に差し込めるタイプのものを選びましょう。私が使っているのは、折り畳み式のトレリスで、冬場は収納できるので便利です。つる植物をコンテナで育てれば、移動も自由自在。日当たりの良い場所に動かしたり、冬は室内に取り込んだりできます。これは、地植えにはない大きなメリットです。

つる性植物の選び方——私が6年かけてたどり着いた判断基準

あなたも私と同じで、ホームセンターで美しい花の写真を見て「これだ!」と即決してしまった経験があるかもしれない。実はそれが最初の失敗だ。つる性植物は、見た目の美しさだけで選ぶと、後で必ず後悔する。私も「この花が咲けば庭が華やかになる」という発想だけで3年連続で外した。

では何を基準に選べばいいのか?私が身をもって学んだのは、「育つ環境」「手入れの頻度」「最終的な大きさ」の3つを最初に確認するというルールだ。例えば、日当たりが悪い場所にクレマチスを植えても、花はほとんど咲かない。逆に、日陰でも育つパッションフラワーなら、東向きの壁でも元気に育つ。私の庭には西向きのフェンスがあるが、そこにはトランペットハニーサックルを植えた。午後の強い日差しに強く、乾燥にも耐えるからだ。「うちの庭にはどの品種が合うんだろう?」と迷ったら、まずは自分の庭の日照時間と土の水はけをチェックしてほしい。それだけで、選択肢は半分以下に絞られる。

日照条件で変わる——「半日陰」でも育つ品種とその限界

「うちの庭、午前中しか日が当たらないんだけど…」と諦める必要はない。実は、半日陰(1日3〜4時間の日照)でも十分育つ品種は意外と多い。私のベランダは東向きで、午前中だけ日差しが入る。そこで育てているのがパッションフラワーとクレマチスの一部の品種だ。特にパッションフラワーは、私の経験では半日陰でも花つきが悪くならない。

ただし、注意点もある。ブーゲンビリアだけは絶対に半日陰では育てられない。私はこれを痛感した。南向きのベランダに置いていた時は見事なピンクの苞を見せてくれたのに、引っ越して東向きに変えた途端、葉っぱばかり茂って花がまったく咲かなくなった。「日が足りないのかな?」と半信半疑で試したが、2年経っても状況は変わらなかった。結局、日当たりの良い友人宅に譲ることにした。つまり、半日陰を選ぶなら、ブーゲンビリアは最初から候補から外すのが賢い選択だ。私のように「何とかなるだろう」と考えて無駄な時間とお金を使わないでほしい。

土壌の質が決める——水はけとpH値の意外な影響

「つる植物って、どんな土でも育つんじゃないの?」と多くの人が思う。しかし、ここで失敗する人が後を絶たない。特にクレマチスは、アルカリ性の土壌を好む。私の庭の土は弱酸性だったため、植えてもすぐに葉が黄色くなった。pH値を調べて、石灰を混ぜて調整したら、見違えるように元気になった。

では、具体的にどうすればいいのか?私が実践しているのは、植え付ける前に簡易pH測定キットを使うこと。ホームセンターで500円ほどで買える。測定したら、クレマチスにはpH6.5〜7.0、ブーゲンビリアにはpH5.5〜6.0が理想だ。水はけも同様に重要で、特にアメリカンウィステリアは過湿に弱い。私の友人は庭の低い場所に植えたため、梅雨時に根腐れして枯らしてしまった。彼は「水やりを控えめにすれば大丈夫」と言っていたが、そもそも場所選びを間違えていたのだ。つる植物は根が深くまで伸びるからこそ、土壌の状態を最初にしっかり整えることが、数年後の成功を分ける。

よくある誤解と真実——つる性植物にまつわる3つの神話

SNSや園芸書でよく見かける「常識」が、実は間違っていることがある。私も長年信じていた「つる植物は支柱に絡まるから、何もする必要がない」という考えもその一つだ。植物によっては、自分で絡まれないものも多い。実際、クライミングローズは自分で巻き付くことができず、人間が誘引して結び付ける必要がある。これを知らずに植えた人は「育っているのに花が咲かない」と悩む。正しい知識を持たないと、手間だけかかって結果が出ないのだ。

神話1:「つる植物は放置しても勝手に育つ」は間違い

この考え方に基づいて、私は最初の年にトランペットヴァインを植えたら、大変なことになった。放置していたら、家の壁の隙間に入り込み、サイディングを持ち上げてしまったのだ。「放置で育つ」というのは、むしろ「制御不能になる」ことの言い換えだった。修理費用は10万円以上かかった。

では、正しい育て方とは?毎月1回、ツルの方向をチェックして、不要な枝は切る。これを怠ると、クレマチスでは花つきが半分以下に減るというデータもある(英国王立園芸協会の調査では、未剪定のクレマチスは剪定したものより約40%開花数が少ないと報告されている)。私はこの数字を見て、それまで「剪定は面倒」と避けていた自分を恥じた。月に一度の10分の手間で、花数が倍になるならやる価値がある。あなたも、つる植物を買う前に「年に何回剪定するか」を確認してほしい。それが、後悔しない選択の第一歩だ。

神話2:「寒さに強い品種なら、寒冷地でも大丈夫」は条件付き

「USDAゾーン4まで耐える」と書かれたトランペットハニーサックルを、北海道在住の友人が購入した。しかし、最初の冬で枯れてしまった。耐寒性ゾーンは、あくまで「根が生き残る最低温度」を示しているに過ぎない。地上部のツルは、強風や乾燥で簡単に傷む。私の住む関東でも、霜が強い年にはパッションフラワーの葉がすべて落ちて、「もうダメか」と諦めかけたことがある。

しかし、春になると根から新芽が出てきて復活した。つまり、寒冷地では「毎年地上部は枯れるが、根は生きている」という前提で育てる必要がある。私のアドバイスは、冬前に根元にたっぷりマルチングをすること。落ち葉やわらを10cmほど積むだけで、地温の低下を防げる。また、鉢植えなら室内に取り込むのが確実だ。私の友人は今、クライミングローズを鉢植えにして、冬は玄関の中に入れている。「最初から鉢植えにしておけばよかった」と彼は笑う。あなたも、もし寒冷地に住んでいるなら、地植えよりも鉢植えを検討してみてほしい。

つる性植物で野生動物を呼び込む——生態系の小さなオアシスを作る

「つる植物を育てるなら、花だけじゃなくて、生き物も呼び込みたい」——私がそう思うようになったのは、庭にハチドリが来たのを見てからだ。特定のつる植物は、鳥や蝶にとって重要な食料源や隠れ家になる。トランペットハニーサックルはハチドリを、パッションフラワーはフリチラリー蝶を、アメリカンウィステリアはスキッパー蝶を引き寄せる。これらは単なる装飾ではなく、都市部で減少する昆虫たちの命綱になる。

私は、この3種を同じフェンスに植えている。すると、春から秋まで絶えず蝶や蜂が訪れる。特に8月の暑い日、パッションフラワーの花に止まるフリチラリー蝶を見ると、すべての手間が報われる気がする。ただし、注意も必要だ。蝶を呼びたいなら、農薬は使わないこと。私はアブラムシが発生しても、水で洗い流すか、テントウムシを放つようにしている。殺虫剤を使えば蝶の幼虫も死んでしまうからだ。あなたの庭も、つる植物を通じて小さな生態系の一部になる。その喜びは、花を眺めるだけでは得られない。

ハチドリを引き寄せる——トランペットハニーサックルの実力

私がトランペットハニーサックルを毎年欠かさず植える理由の一つが、ハチドリを確実に呼べるからだ。この植物のトランペット形の花は、ハチドリの長い嘴にぴったり合う。実際、アメリカの研究では、トランペットハニーサックルを植えた庭では、植えていない庭より約3倍のハチドリが観察されたというデータがある。

しかし、単に植えるだけでは不十分だ。私の経験では、複数株をまとめて植えると効果が倍増する。理由は、ハチドリが一度にたくさんの花から蜜を吸える場所を好むからだ。私は3株を2メートル間隔でフェンス沿いに植えている。そうすると、朝の6時から8時の間に必ず2〜3羽が訪れる。あなたも試してみてほしい。コーヒーを飲みながらハチドリのホバリングを見る時間は、最高の贅沢だ。

注意すべき点と最終アドバイス——私が今伝えたいこと

つる性植物は、正しく選べば10年以上楽しめる素晴らしいパートナーだ。しかし、間違った選択は取り返しのつかない結果を招く。最後に、私が最も重要だと思うことを伝える。それは、「自分のライフスタイルに合った植物を選ぶ」ということ。週末しか庭の手入れができないなら、アメリカンウィステリアのように手間がかからない品種を選ぶべきだ。毎日世話ができるなら、クライミングローズのように繊細な品種も楽しめる。

私は、この記事で紹介した6種すべてを実際に育てた。その中で一番の失敗は、トランペットヴァインを「きれいだから」という理由だけで植えたことだ。あの時、もしこの記事のような情報を知っていたら、同じ過ちを犯さなかっただろう。だからこそ、あなたには私と同じ轍を踏んでほしくない。つる植物を選ぶ前に、日照、土壌、手入れの頻度、そしてリスク——この4つを必ず確認してほしい。そうすれば、あなたの庭は毎年、花で彩られるはずだ。

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FAQs

Q: 初心者におすすめのつる性植物は?

A: 私が最初に育てたのはトランペットハニーサックルでした。あれから10年以上経ちますが、いまだに一番のおすすめです。理由は簡単——ほぼ放ったらかしで育つからです。日当たりと水はけの良い場所に植えて、最初の2年は「本当に育つの?」と心配になるかもしれませんが、3年目からは想像以上のスピードでツルを伸ばします。ハチドリが毎日のように訪れるのも嬉しいポイントです。もし「香りも欲しい」なら、クライミングローズもおすすめですが、こちらは誘引作業が必要なので少し手間がかかります。最初の一本として、トランペットハニーサックルは間違いありません。ホームセンターやネットで簡単に手に入りますので、ぜひ挑戦してみてください。

Q: つる性植物の剪定はいつやればいい?

A: 私も最初は「剪定を間違えると花が咲かない」と聞いて怖かったんですが、基本さえ押さえれば大丈夫です。トランペットハニーサックルは晩冬、新芽が出る前にバッサリ切ります。クレマチスはタイプによって全く違うので注意が必要です。タイプ1(旧枝咲き)は花後に軽く整えるだけ、タイプ2(新旧両方)は冬に枯れた部分だけ、タイプ3(新枝咲き)は地面近くまでバッサリ切ってOK。私が一番よく使うのは、剪定バサミの前に「この枝は今年花をつけたか?」と確認すること。花が終わった枝は来年も咲くとは限らないので、迷ったら古い枝を間引くといいです。つるバラは最初の1年は切らずに、2年目から水平誘引しながら不要な枝を落とします。どの植物も「切りすぎ」より「切り残し」の方が後でツルが絡まって面倒なので、私は少し多めに切るようにしています。

Q: つる性植物を冬越しさせるにはどうすればいい?

A: 住んでいる地域によって対応が変わります。私の家は関東地方で、USDAゾーンでいうと8bくらい。ブーゲンビリアだけは毎年室内に取り込んでいます。鉢ごとリビングの日当たりの良い窓辺に置き、水やりは控えめに。葉が落ちても慌てず、春になって外に出せばまた芽吹きます。クレマチスやトランペットハニーサックルはそのまま越冬できますが、鉢植えの場合は根が凍らないように鉢をプチプチ(気泡緩衝材)で巻くか、地面に埋めてマルチングすると安心です。アメリカンウィステリアも耐寒性があるので特に何もしません。ただ、初めて冬を越す苗はやや弱いので、株元に腐葉土を10cmほど盛っておくといいですよ。寒冷地にお住まいなら、パッションフラワーの耐寒性品種(インカルナータ系)を選ぶか、コンテナで育てて冬は屋内へ。私の友人は北海道ですが、ブーゲンビリアを完全室内栽培で夏だけベランダに出しています。

Q: つる性植物でよくある失敗とその対策は?

A: 最大の失敗は「あとで手に負えなくなる」ことです。私自身、スイートオータムクレマチスを植えて、2年後には庭中に種が飛んで大変な思いをしました。対策は、植える前にその植物の「悪いクセ」を知ること。ダッチマンズパイプやトランペットヴァインは地下茎で広がるので、コンテナ栽培か、周りに他の植物を植えないエリアに限ります。もう一つの失敗は「剪定を怠って重くなりすぎる」こと。特にトランペットハニーサックルは放っておくとトレリスごと倒れかねません。私は毎年晩冬に全体の3分の1を切るようにしています。また、「日陰すぎて花が咲かない」という失敗もよく聞きます。クレマチスは根元は日陰でもいいですが、ツル全体には日差しが必要。植える前に半日以上日が当たる場所か確認しましょう。初心者のうちは、おとなしい性質のアメリカンウィステリアやトランペットハニーサックルから始めるのが賢い選択です。

Q: 狭い庭やベランダでもつる性植物は楽しめる?

A: もちろん楽しめます!私も以前はマンションのベランダで3つの鉢で育てていました。ポイントは、コンテナのサイズを根の広がりに合わせること。ブーゲンビリアやパッションフラワーは30cm以上の深さがある鉢が必要です。トレリスは折り畳み式や壁掛け式を選ぶと場所を取りません。私が特におすすめするのは、クレマチスの矮性品種。コンテナでもコンパクトに育ち、毎年花を咲かせます。つるバラも鉢植え可能ですが、支柱をしっかり固定しないと風で倒れるので注意。もう一つのコツは、野菜のつる植物を取り入れること。キュウリやインゲンはトレリスに這わせると、花も実も楽しめて一石二鳥です。ツルムラサキは観賞用にも食用にもなり、ベランダに最適です。スペースが限られていても、選び方次第で豊かなグリーン空間が作れます。ぜひ小さな場所から始めてみてください。

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